当ブログはJ-WAVEの「GROOVE LINE」内でピストン西沢氏にごく一瞬紹介されました。まぁ素敵。


by travelers-high
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ショーガユ

どうやら少し風邪気味のようだ。

なんだかだるいしくしゃみもでる。

生姜湯飲んで早く寝よ。

そうそう、サッカー五輪代表おめっとさん。
本田うまいわ~。
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# by travelers-high | 2007-11-22 21:58 | よれよれ日記

115%というもの

「約230kg」

今日採れたキュウリの総重量。
前日比115%

だからキツいって。
ほどほどでいいよ、今は。
頼むよキュウリさん。

壊れちゃう。
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# by travelers-high | 2007-11-21 18:34

30度弱と200kg

「約200kg」

今日採れたキュウリの総重量。
前日比でおよそ3倍。
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今は生育ステージの関係で、樹の上からも下からも収穫果が出現します。つまりそれがどういうことかというと、高低差のある収穫位置に対応する為しゃがみ歩きで前進しながら何度もスクワットを繰り返す、それを収穫が終わるまで5時間くらい続けるということです。
ここんとこ寒波が到来して外は結構寒いですが、ハウスの中は夏の気候を再現しているので日中は30度弱まで気温が上がります。

あちーわ、きちーわ。

疲れた。
疲労のスタンプカードはどんどん溜まるばかりです。全部溜まったらきっと何かいいことが起きるでしょう、って過労じゃん、それ。
温泉行こ、どこかの利口な猿の様に湯に浸かりながら芋を食おう。
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# by travelers-high | 2007-11-20 20:24 | 鬼太鼓農業

島へ(5)

女はコーラの缶を横に振って空になったのを確認すると、何かに納得したような顔をしておもむろにベンチから腰を上げ、待合室の角に向けてすたすたと歩き始めた。彼女の先には角と赤い自販機、そしてゴミ箱がある、たぶん手に持った空き缶を捨てるのだろう。
ベンチとゴミ箱の中間まで進んだ彼女はふと足を止め、こちらに首だけ向けて、
「あ、私、ミユキ。末森美幸。あんたの保護者。」

自己紹介は有難かったが、最後の言葉が気になった。
「保護者・・・?」

「そう、保護者。」

ミユキはゴミ箱に視線を戻すと、空き缶を目の高さまで持ち上げてから手を離し、垂直に落下してきたところでジーンズをはいた右足を勢い良く振り抜いた。アディダスの茶色いスニーカーに蹴り上げられたアルミ缶は見事な放物線を描いて宙を舞ったが、ターゲットのゴミ箱を少し外れて自販機を直撃してから跳ね返り、床に転がって軽い金属音を立てた。

からん。

ちっ、ミユキは露骨に舌打ちをすると、蹴り跡がへこんだ空き缶をよっこいしょと拾い直してゴミ箱に捨てた。そしてこちらに向き直り、
「あんた飛行機で失神したでしょ。あの後あんたを介抱して、着陸したら飛行機から降ろして、んでここの床までえっさっほいさと運んできたすごく親切な人は、さて誰でしょう?」
と、実に楽しそうに言うのだった。

「み、美幸さんですか?」
そう答えるしか無かった。

ミユキはニヤリと笑うと、
「ブー、それをやったのは全部スッチーと空港の職員。私は見てただけだよ。ただ、一応保護者ってことにして、あんたの身柄を引き取ったのは私。ここの人もあんたを持て余してたみたいだからなんだか感謝されちゃった。」
と、ここまでの顛末を物語るのである。
自分の今の状況が飲み込めると、どうにも情けなかった。

「ま、ひとまず恩人に感謝の気持ちを表して、晩飯くらいご馳走してくれてもいいんじゃない?」
どうやらこの女は最初からそのつもりだったらしい。
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# by travelers-high | 2007-11-19 21:04 | 幻想絵巻

ひえひえ

明日の朝は結構冷え込むみたいです。
鍋の季節ですね。

収穫前のきゅうりはこんな具合。
明日には採れるんじゃないかな~。
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年賀状・・・、書かなきゃ。
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# by travelers-high | 2007-11-18 22:51 | よれよれ日記

島へ(4)

「背中いてえよ・・・。」私は腰をさすりながら答えた。

「そう・・・。」
彼女はコカコーラのロゴが入ったベンチに腰をかけ、コカコーラのロゴ入りのTシャツを着て、コカコーラのロング缶を手に持っていた。コーラの妖精か、こいつは。
「あのさ・・・」
彼女の唇が動く。
「なに?」
「コーラ飲むと骨が溶けるって昔、言われなかった?」
「へ・・・?」
「だからさ、コーラを飲むと骨が溶けるって、んー、小さい頃お母さんとかに言われたりしなかった?」
「・・・。どうかな・・・、あんまり記憶に無いけど・・・。」
「そう・・・。」

二人の他には誰もいない待合室は声が妙に響く。
彼女の奇妙な質問は更に続いた。

「あ・・・。でもTVからは放射能が出てるって言われたでしょ?」
「あの・・・、いや・・・、どうかな・・・、それも・・・。でも出ないでしょ。放射能とかそういうの。」
「出ないよね、普通、原発じゃあるまいし。」
あるまいしと言ったところで、このコーラの精は右手に持った赤い缶を口元に持っていくと、そのまま顔を上げて、丁度天井を見上げるようにぐいぐいと喉を動かしながら骨が溶けるという液体を飲み干した。

「溶ける訳無いよね、こんなにおいしいのに。」
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# by travelers-high | 2007-11-16 21:45 | 幻想絵巻

トップ乱

きゅうりもちゃんと作ってます。
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# by travelers-high | 2007-11-16 20:33 | 鬼太鼓農業

島へ(3)

地球の自転と月の公転が複雑に脳味噌をシェイクしているようなめまいが私を襲っていたので、とりあえずこの新キャラに助けを求めてみようと心に決め、アフター卒倒、初めて能動的にアクションを起こすことにした。言葉を吐くのが先か、昼飯のちゃんぽんを吐くのが先かという切羽詰った状況だったが、辛うじて言葉が先に出た。
自分の症状をなるべく端的に、そして極力素直に表す母国語を、糠床からキュウリを掴み取るように、小学校の掃除の時間で濡れ雑巾をバケツの上でしぼるように発声。

「き・・・、きぼちわるいのです。」

その「き・・・。きぼちわるいのです。」とは、もちろん気持ちが悪いということを表現したかったのだが、その「きぼちわるいのです。」の「す。」を言い終えた瞬間、音が全て消えた。ターボプロップのエンジンが引き起こす爆音も、ジェット気流が主翼をねじるきしみも全て消え、一拍のパーフェクトな静寂が雲の上に舞い降りた。神に相当する何者かが、自宅にあるフローリングの居間でソファに寝そべりながら、休日の退屈しのぎにこの世界のミュートボタンを押したのかもしれない。
少なくとも私には、刹那と永遠が同居したように感じた、時間が止まった。
奇跡だった。アフガン産の混ぜ物が見せた夢の真髄だ。

「あははははは!!いい声で鳴くね~!!」

止まった時計の針を動かしたのは、看護学校中退の女が高らかに上げたキンモクセイの香りがするサディスティックな笑い声だった。巨大な炭酸の泡が弾けたような爽快な声だった。
私が死ぬ思いで吐いた言葉を、偉大な歴史に対して垂直に進む詩の様な時間で咀嚼し、満足したところで一気に笑い上げるとは、お見事。

感心しすぎて意識を失った私はその後しばらくの記憶が無い。目が覚めると空港の小さな待合室で、コンクリートの床に直で寝かされていた、そして腹の上には行きの空港で預けた手荷物の小さなバックパックが置いてあるのだった。

背中痛ってぇぇ~。いくらなんでもコンクリの床に直に寝かすこたねえだろうに。
グリスが切れて、尚且つ大事な部品が脱落した工作機械よろしくギシギシと半身を起こす。
左手にはめたGショックは持ち主の一大事を気にしていた様子も無く、この国の標準時を無表情に表示していた。小さなバックパックのさらに小さなポケットからタバコとライターを取り出し火をつけると、軽いタバコの薄い煙が宙に舞う。
もう夕方か。七月の湿度がこもる空気に少しだけ夜の気配が感じられた。

「少しは楽になった?」

殺風景で薄暗い昭和の雰囲気を残す空港の待合室で、私から少し離れたところにある背もたれが一部欠損したプラスティック製の赤いベンチに座っていたのは、その女だった。
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# by travelers-high | 2007-11-15 21:58 | 幻想絵巻

つめた~い

いつも連載二回で行きづまる俺の作り話、
次はもちょっと練ってから書きましょうね。
YO!YO!

今日は結構冷えました。
ハウスの外気最低が、えーと、0度です。
0度っておま、冬だよ。
ま、いいや。
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# by travelers-high | 2007-11-12 21:19 | よれよれ日記

島へ(2)

頼むから少しほっといてくれんもんかな。

うつぶせの状態でブッ倒れている私は、血の気の引いた頭を持て余しながら、目を閉じて出来るだけ時間が早く過ぎることを祈った。吐きたい、切に吐きたい、喉に詰まったピンポン玉が食道を行ったり来たりしているのがわかる。私は悪酔いの極北でこの世の不幸を一手に引き受けて寝転がっているのだ、上空一万メートルで救いも何もあるものか、出来ればこのまま飛行機を降ろしてくれないかな、パラシュートの無いスカイダイビングを楽しんで、そのまま魚のエサになるのも悪くない、そんな気がした、気がしたのに、なぜか不意に花の香りがするのだ。

あんた、大丈夫?

女の声だった。

お医者様ですか?中年スッチーが助かったと言わんばかりに聞いている。
あはは、お医者様?そんなもんじゃないです、看護学校中退です。竹を割ったような微妙な回答が、プロペラ機の振動に混じって私の耳に入った。
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# by travelers-high | 2007-11-09 20:52 | 幻想絵巻