東海岸(3)
2006年 11月 18日
睡眠は甘い。「昨日」と「今日」の境界線に挟まれた眠るという緩衝帯はその気絶という特殊性で人生の歯車を回す。夢のような夢が視たいんだ。
延岡の先にある道の駅に車を滑り込ませた僕は広い駐車場の片隅でエンジンを止めた、そこがその日俺が寝る場所となる。深夜の道の駅は日付をまたいで移動する旅人の格好のねぐらとなっている、清潔なトイレがあり飲み物があり長時間の駐車が可能な道の駅はありがたい、周囲を見回すと僕(今回一人称は僕で統一)と同じ目的であると見受けられる車がいくつも駐車していた。あの車の中にはきっと気絶した人間がいるんだろうな~と思うと不気味な感じがするがだからと言ってどうということもない、寝てしまおう。僕は積んできた毛布に身をつつみ、水平に倒した後部座席で明日の試合に想いを馳せながら甘い夢の世界にダイブしていくのであった。
延岡の先にある道の駅に車を滑り込ませた僕は広い駐車場の片隅でエンジンを止めた、そこがその日俺が寝る場所となる。深夜の道の駅は日付をまたいで移動する旅人の格好のねぐらとなっている、清潔なトイレがあり飲み物があり長時間の駐車が可能な道の駅はありがたい、周囲を見回すと僕(今回一人称は僕で統一)と同じ目的であると見受けられる車がいくつも駐車していた。あの車の中にはきっと気絶した人間がいるんだろうな~と思うと不気味な感じがするがだからと言ってどうということもない、寝てしまおう。僕は積んできた毛布に身をつつみ、水平に倒した後部座席で明日の試合に想いを馳せながら甘い夢の世界にダイブしていくのであった。
by travelers-high
| 2006-11-18 00:37
| 火達磨旅日記